薬を飲んでも微熱が続く場合は、肺機能の低下が原因

- update更新日 : 2023年07月12日
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微熱が続く

なんとなく熱っぽかったり、身体がダルかったりと、微熱が出ると全身にさまざまな症状が現れます。

風邪を引いてしまったなど、病気や原因が特定されていれば薬の治療も可能ですが、中には薬を飲んでもなかなか改善されない微熱に悩まされている方もいらっしゃるでしょう。さらに微熱が下がらないからと薬を飲み続けると、副作用のリスクや身体的負担がかかるため、長期間の薬の服用には注意が必要です。

実は2千年以上の歴史を持つ東洋医学では、この原因不明の微熱の原因や改善法が確立されています。

そこで今回は『長引く微熱の原因』について、東洋医学の視点から現役鍼灸師である統括院長の石丸昌志がわかりやすく解説します。

微熱の種類

頭痛

そもそも微熱とは平熱よりも少し熱が高い状態のことを指し、37.0〜37.9度位までの発熱を微熱というのが一般的です

微熱が続くのにはいくつか理由があり、それぞれ原因やタイプも異なります。微熱が出たときにまず疑うのは、何らかの病気が隠されているということです。

一番多いのは風邪などの感染症で、ウイルスや細菌に感染することで発熱が起こります。この発熱は体内に侵入したウイルスと身体が戦っている証拠なのです。病気以外で微熱が出る場合は、高温期も考えられます。

これは生理前の女性に見られ、排卵後に黄体ホルモンが分泌されることで起こります。高温期は12〜14日ほど続くのが一般的で、ダルさや眠気といった症状を伴うこともあります。

このように微熱の種類や原因はいくつかありますが、37.5度以上の発熱が確認でき、息苦しいなどの症状が出ている場合は新型コロナウイルスの疑いがあります。その場合は速やかに、最寄りの病院や自治体の相談センターに連絡してください。

微熱が長引く場合は肺機能の低下の可能性大

薬

37.0~37.9度の微熱が1~3週間続いている場合、まずは内科などの病院を受診する方が大半だと思います。病院で発熱を訴えれば、抗生物質や解熱剤を処方されることがほとんどでしょう。これらは細菌を殺して熱を下げる手段として用いられる薬です。

しかし、薬を服用しても熱が一時的に下がるだけでまた上がってしまう場合や、なかなか下がらない場合は病院では解決できない微熱の可能性があります。そういった場合の微熱は、東洋医学で改善させることができます。なぜなら、東洋医学による精神と身体はつながっているという『五臓六腑』の考えに基づけば、どこに病の根源があるか分かるからです。

咳や鼻づまりなど風邪のような症状が見られる場合、それは呼吸器が弱っていると診断できるため肺機能を補う施術を行います。

肺は呼吸器をつかさどる臓腑で、外から入ってくる細菌やウイルスの影響を受けます。
当店では臓腑とつながっている経絡(気・血・水の通り道)と経穴(ツボ)に鍼灸で刺激を与えて活性化することで、肺機能を向上させて微熱を改善させます。

微熱が続いてお悩みの方は東洋はり灸院へ

説明

本記事では『長引く微熱の原因』について、現役鍼灸師が詳しく解説しました。

微熱が長期間続く場合は、肺の機能が低下している可能性があります。東洋医学の鍼灸は五臓にアプローチをかけて子脳を向上させ、相対的に微熱を改善させることが可能です。

3週間以上続く微熱にお悩みの方は、ぜひ東洋医学専門の東洋はり灸院へご相談ください。最後までお読みいただきありがとうございました。

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