東洋医学で目のクマを解消する方法
寝不足や疲れがたまると、目の下にクマができた経験がある人はたくさんいらっしゃると思います。目の下にクマができると疲れ顔や老け顔の原因となり、顔の印象も悪くなってしまうため早めにケアをしてあげることが大切です。
目の下にできるクマにはいくつか種類がありますが、東洋医学の鍼灸であればどのタイプのクマであっても原因を見極め、症状を解消させることができます。
そこで今回は『目のクマができる原因と解消法』について、現役鍼灸師がわかりやすく解説します。
目のクマの種類
目の下にできるクマは、大きく分けて次の3つのタイプに分類されます。
タイプ1 青クマ | スマホやパソコンを長時間見るなど、目を酷使したり寝不足になったりすると現れる青クマです。 |
タイプ2 茶クマ | 紫外線を浴びたり、顔を洗うときに擦りすぎたりすることでできる茶クマです。 これは刺激によりメラニンが生成されて、色素沈着を起こすことで発生します。 |
タイプ3 黒クマ | 加齢により皮膚がたるみ、それが影になってできる黒クマです。 |
現代人は1日の中でスマホやパソコンの画面を見る時間が長いため、青クマの発生率が高い傾向にあります。
東洋医学が考える目のクマの原因と解消法
東洋医学では、クマができる原因は以下の2つと考えます。
原因1 お血(おけつ)
ひとつは血の巡りが悪くなる『お血』です。お血は食生活に影響を受けやすく、東洋医学では食べたらお血になると定義されている食べ物がいくつかあります。
例えば牛肉や豚肉、白砂糖、ジュースや清涼飲料水などがそのひとつです。しかし、食べ物は人間の身体を維持するのに必要不可欠で、肉類や砂糖を一切とらないという極端な生活はストレスに感じてしまう人も多いでしょう。そんなときは代替として肉は鶏肉を選ぶようにし、砂糖は精製されていないてんさい糖やきび糖に、飲み物は無農薬のお茶などにしましょう。農薬除去をしたいときは、細菌を除去・除菌できるホタテパウダーがおすすめです。
血液の循環機能が高い人は身体によくない食べ物を少し食べたとしても影響ありませんが、そうでなければ身体に不調が現れます。その場合は鍼灸施術を受けることで身体の免疫を上げ、お血状態を解消することができます。
原因2 腎臓機能の弱り
もうひとつは、睡眠不足や加齢などにより腎臓の機能が弱くなることです。
腎臓は血液をろ過する働きを持ち、血液の質に密接に関係する臓器となります。そのため、腎臓の機能が低下すると血流の悪化を招き、お血なども起こりやすくなるのです。腎臓には睡眠が非常に重要なため、夜中の1時から3時の間は熟睡するようにして睡眠の質を良好に保っておきましょう。
加齢は止めることができませんが、鍼灸で腎臓の力を上げることで老化を最大限食い止めることが可能です。東洋はり灸院では腎のツボに鍼やお灸で刺激を与える経絡治療(けいらくちりょう)を行い、腎機能を向上させることで相対的に目の下のクマを改善させます。
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※施術効果には個人差がございます。
目のクマが消えないとお悩みの方は東洋はり灸院へ
本記事では『目のクマができる原因と解消法』について、現役鍼灸師が詳しく解説しました。
目の下のクマは血流と腎機能の向上が改善への近道となります。東洋医学の鍼灸施術なら、身体を内側から整えてクマを解消し、クマができにくい身体づくりをすることも可能です。
なかなか消えない目にできたクマにお悩みの方は、ぜひ東洋医学専門の東洋はり灸院へご相談ください。最後までお読みいただきありがとうございました。