寝違えは季節の変わり目の免疫力低下が原因

- update更新日 : 2023年07月12日
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寝違え

寝違えは、目が覚めたときに首を動かすと痛みが出るのが代表的な症状です。こういった寝違えによる身体の痛みを経験した方は結構いらっしゃると思います。

寝違えが起こる表面的な原因はいろいろありますが、実は東洋医学的にみると寝違えを起こす根本的な原因は免疫力にあるのです。

そこで今回は『寝違えと免疫力の関係』について、現役鍼灸師である統括院長の石丸がわかりやすく解説します。

寝違えはなぜ起こる?

寝違え

朝、目が覚めたときに首の後ろや肩周辺に痛みがあると、まず寝違えを疑うと思います。
寝違えは骨折のように画像診断はできませんが、起こった要因を探ることは可能です。

一般的にいわれる寝違えの要因は、睡眠中の不自然な姿勢により筋肉の一部が血液の供給不足に陥ったことにより起こると考えられています。また、激しい運動や労働を前日にすることにより筋肉が痙攣するケースもしばしばです。

ほかにも疲労やストレス、冷えなどにより筋肉が緊張したまま寝たり、椅子やソファなど寝返りしにくい場所で就寝したりすることも要因として挙げられます。

寝違えを起こすとよく自分で揉みほぐすなど、マッサージをする方がいますがこれは基本的にNGです。寝違えが起きたということは、首や肩周辺の筋肉が炎症や損傷を起こしている可能性があります。痛みを我慢してマッサージをするとさらに症状を悪化させる恐れがあるため、まずは安静にして楽な姿勢をキープしましょう。

東洋医学が考える寝違えの原因

説明

寝違えの原因は、先に挙げたように変な格好で寝たり、寝具が合わなかったりすることが考えられます。しかしこれらは原因のひとつではありますが、東洋医学的にみると主な原因ではありません。

実は1番の原因は、季節の変わり目で免疫力が低下することにより、身体が機能不調を起こすことにあるのです。東洋医学ではこのような症状の場合、胃のツボを用いて鍼灸施術を行いますが、暴飲暴食も原因のひとつとして考えられます。

このように、不調の原因というのは必ずしも痛む部位にあるとは限りません。今回の寝違えの場合、普通なら首が痛むなら首に原因があるだろうと想像するでしょう。でも身体はすべてつながっているため、免疫力が低下することで血流や臓器の機能が低下し、寝違えが起こりやすい体質になってしまうことが根本の原因なのです。

東洋医学はこの寝違えが起こる根本の原因を見極め、身体本来が持つ免疫力や自然治癒力を向上させることで寝違えを改善へと導きます。

免疫力低下による寝違えは2回の施術で改善

鍼灸施術

寝違えの施術をするときは、寝違えの特効ツボである『落沈(らくちん)』に鍼灸を施します。鍼灸後はその場ですぐに首を動かせる位の即効性があるため、いつも驚かれています

先にもお伝えした通り、当店の鍼灸は首が痛いからといって首に鍼は打ちません。手にある落沈のほかにも、背中にお灸をしても首が動かせるようになります。

東洋はり灸院であれば、症状の程度にもよりますが最短2回の施術で寝違えの症状を改善させることが可能です。

寝違えによる身体の痛みも東洋医学でスッキリ!

寝起き

本記事では『寝違えと免疫力の関係』について、現役鍼灸師が詳しく解説しました。季節の変わり目は特に寝違えが多くなりますので注意が必要です。

寝違えを早く改善させたいとお困りの方は、ぜひ東洋医学専門の東洋はり灸院へご相談ください。最後までお読みいただきありがとうございました。

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