潰瘍性大腸炎について
安倍晋三元首相が辞任を表明する理由になったことでも知られる「潰瘍性大腸炎」。
潰瘍性大腸炎の患者数は日本国内で約22万人に上るといわれており、その患者数は年々増加しています。
潰瘍性大腸炎は病院では原因を特定できず改善に至らないケースも多いですが、じつは東洋医学で改善の余地があります。
今回は東洋医学からみた潰瘍性大腸炎の特徴や改善方法について解説していきます。
- 潰瘍性大腸炎で悩んでいる人
- 薬漬けの毎日から少しでも解放されたい人
- 病院に通っても症状が改善しない人
上記に当てはまる人はぜひ最後までご覧ください。
潰瘍性大腸炎とは
潰瘍性大腸炎とは大腸の粘膜の内側に潰瘍やびらんができる病気のことです。潰瘍性大腸炎を発症すると以下の症状が現れます。
- 下痢
- 血便
- 激しい腹痛
- 発熱
- 貧血
近年20~30代に発症するケースが多くみられますが、若年層から高齢者まで幅広く発症します。男女比は1:1で性別による差は見られません。
潰瘍性大腸炎の発症後10年前後で大腸がんを発症するケースが多く、極めて危険な病気として認知されています。
西洋医学と東洋医学の捉え方の違い
西洋医学と東洋医学では潰瘍性大腸炎に対する考え方や捉え方がまったく異なります。ここではそれぞれの違いを解説していきます。
西洋医学からみた潰瘍性大腸炎
西洋医学(病院)では潰瘍性大腸炎は原因不明の難病に指定されています。遺伝的な要因や食生活の乱れが原因との指摘もありますが、いまだ明らかになっていません。
原因がわからないため現在の医療では対症療法しか対処法がないのが現状です。実際の治療としてはステロイドや免疫抑制剤、食事療法が主流ですが、これらは一時的に症状を緩和させるもののため根本的な改善には役立っていません。
症状が悪化した場合は大腸の摘出手術が行われるケースもあります。
東洋医学からみた潰瘍性大腸炎
東洋医学では潰瘍性大腸炎の原因や対策がわかっています。
潰瘍性大腸炎を患っている方には共通して特徴的な体質がみられます。その体質を改善していくことで、潰瘍性大腸炎を含めた全身の不調を改善していくのです。
大腸に症状が出ているからといって大腸だけに問題があるわけではありません。東洋医学では、体全体の症状を包括的にみて不調の原因を探っていきます。
東洋医学による潰瘍性大腸炎の改善方法
潰瘍性大腸炎でお悩みの方には共通して特徴的な体質がみられるとお伝えしました。その体質の一例を以下で紹介します。
- 肩こり
- 冷え性
- 鼻炎
- 花粉症
- 頭痛
- 生理痛
- 敏感肌
- ぎっくり腰
- 風邪を引きやすい
- 眠りが浅い など
体はすべてつながっているため、これらの不調から根本の原因を探って施術していきます。そのため、施術を受けるごとにあらゆる不調が改善していくのを実感していただけるでしょう。
根本改善には西洋医学と東洋医学の併用を
当店では潰瘍性大腸炎の改善には西洋医学と東洋医学の併用が望ましいとお伝えしております。
潰瘍性大腸炎は「寛解(かんかい)」と「憎悪(ぞうお)」を繰り返す病気です。一度良くなったと思っても、数年後に症状が再発・悪化するケースもみられます。
初期の段階では一部の炎症だったものが、重傷になると大腸全体にまで炎症が広がることも。こうなると大腸を全摘出するほかなく、体に大きな負担が残ります。もっとも危険な急性劇症型の場合、大腸からの突然出血や大腸破裂により死に至る可能性も十分にあります。
このような危険な病気の場合、西洋医学・東洋医学のどちらかに頼るのではなく、両方のよい部分を取り入れる方法がもっとも効果的であるといえるでしょう。西洋医学と東洋医学を併用することで以下の効果も期待できます。
- ステロイド剤の副作用を東洋医学が抑える
- 薬を減らしていく段階で症状が悪化するリスクが軽減する
当店で潰瘍性大腸炎の改善に成功した人の施術例
ここからは当店で潰瘍性大腸炎の改善に成功した人の施術例を紹介します。
当店では潰瘍性大腸炎でお悩みのお客様を改善に導いた実績もございます。経験豊富なスタッフに安心してお任せくださいね。
ご来店前の経過
- 50代男性
- 一年前に転勤のため多忙な日々を過ごし、半年後に潰瘍性大腸炎が再発・悪化
- 病院で処方されたステロイドを服用するも、薬が切れると出血がみられる
- 症状、薬の副作用、薬の量が徐々に増えている
- その他の症状として下痢、中途覚醒、花粉症、冷え性などがある
東洋医学からみた潰瘍性大腸炎の原因
体つきやその他の症状から体質を見分け、呼吸器系の働きが低下していると判断しました。
施術方針と施術内容
大腸の働きと密接である呼吸器系の機能向上をめざします。とくにエネルギーが漏れやすいので繊細に鍼を行うことが重要と考えました。お客様の体質や日々の積み重ねが大きく関わるため、根本的に改善していくよう施術を行います。また、施術と合わせて食事指導も行っていきます。
実際の施術内容としては、手足の肺にかかわるツボや背中、首などに鍼灸施術を施しました。
施術回数
週に一度、3ヶ月間の施術で下血が減り、薬をやめても出血しにくくなりました。さらに3か月後になると少しお腹を下す程度まで潰瘍性大腸炎の症状が落ち着いたため2週間に一度の来店ペースに変更。現在は月に一度の施術を続けていただいております。また、自宅でのお灸方法もレクチャーし食事内容も改めるようお伝えしました。
対談動画
※施術効果には個人差がございます
おわりに
今回は潰瘍性大腸炎の改善方法について解説しました。
潰瘍性大腸炎は原因不明の難病として指定されており、病院では治療が難しいです。毎日薬を服用して病院に通っても症状が改善しないのは大変な苦しみだと思います。
そんな方はぜひ東洋医学の施術をお試しください。東洋医学なら潰瘍性大腸炎の原因を的確に突き止め、あなただけのオーダーメイドの施術で症状を改善に導きます。病院との治療と合わせて行っていくことで副作用を抑え、薬を減らせる可能性も十分にあります。
潰瘍性大腸炎の症状でお悩みの方はぜひ東洋医学専門の当店にお越しください。経験豊富なスタッフがあなたの不調に寄り添い、あなただけの施術をご提案いたします。