くり返す膀胱炎を改善するなら東洋医学におまかせ
細菌の感染で起こる膀胱炎は、女性に多く見られ閉経後にくり返す方も多くいらっしゃいます。放っておくと大きな病気につながる恐れもあるため、クセになる前に根本改善することが大切です。
そこで今回は『膀胱炎をくり返す理由と改善法』について、現役鍼灸師である統括院長の石丸がわかりやすく解説します。まずはこちらの動画をご覧ください。
※施術効果には個人差がございます
膀胱炎の症状と原因
トイレの回数が増える頻尿、排尿の終わりに痛みを感じる排尿痛、残尿感は膀胱炎の代表的な症状です。
膀胱炎は世代や性別に関係なく起こりますが、男性に比べて女性の方が尿道が短いためなりやすい傾向にあります。また、閉経を迎えるシニア世代になると膀胱炎をくり返しやすくなるのも特徴です。
膀胱炎の原因は細菌感染で、大腸菌などの腸内細菌が尿道を通って膀胱に入り、膀胱内で繁殖して炎症を起こすことで発症します。感染が起こりやすくなる要因として、睡眠不足や疲労、ストレスなどによる免疫力の低下や冷えなどが挙げられます。
更年期や閉経後に膀胱炎が増えるのは、女性ホルモンの減少が原因です。女性ホルモンが急激に減少すると、陰部の潤いがなくなってバリア機能が低下し、細菌が侵入しやすくなります。これが、シニア世代の方が膀胱炎をくり返してしまう理由なのです。
病院での膀胱炎の治療法
膀胱炎の疑いがある場合、まずは泌尿器科や婦人科に行くのが一般的です。検査をすると大腸菌に感染していることがわかるため、抗生物質を処方されることがほとんどでしょう。
服薬で約85%の人が治りますが、中には一時的に症状が和らいでも再発をくり返し、寝つけないほど症状が悪化する方もいらっしゃいます。しかし、病院では何度膀胱炎の症状をくり返しても薬が処方されておしまいです。
一方、東洋医学ではどうして患者が膀胱炎になり、なぜ他の人はならないのかに注目しています。そして膀胱炎になる人をならない人の身体にすることを施術の目的としています。そのため、くり返す膀胱炎を根本から改善させることが可能なのです。
膀胱炎をくり返す人の特徴は冷え体質
東洋医学的に考えると、膀胱炎をくり返す人の多くは冷え体質です。
冷えはさまざまな不調を招くため、膀胱炎以外にも冷え性の方は多くの症状を抱えています。例えば鼻炎や手足の冷え、肩こり、眠りが浅い、自律神経失調症気味、逆流性食道炎、乾燥肌、生理不順、頭痛など、一人ひとりその他の不調や度合いも異なります。
東洋はり灸院の鍼灸なら、臓腑にアプローチをして身体を内側から整え、体質そのものを改善へ導くことができます。そのため、膀胱炎以外のその他の不調も相対的に解消へと向かうのです。
これは病気の全体像を捉えて施術を行う東洋医学だからこそ為せる業といえるでしょう。
くり返す膀胱炎は東洋医学で根本改善!
本記事では『膀胱炎をくり返す理由と改善法』について、現役鍼灸師が詳しく解説しました。
いつもの排尿と違うと感じたら、それは膀胱炎のSOSサインかもしれません。膀胱炎はデリケートな部分なため相談しづらく、時間を置いてしまうことで長引いたりくり返したりしてしまうため、早めの対処が大切です。
くり返す膀胱炎の症状にお悩みの方は、ぜひ東洋医学専門の東洋はり灸院へご相談ください。