野球肘について

キャッチボール

スポーツに怪我はつきものですが、野球を頑張るお子さんに多いのが野球肘です。少々の痛みなら投げ続けてしまうお子さんもいらっしゃいますが、痛みを本格的に感じる頃には症状がかなり進んでいる可能性があります。重症化してしまうケースも少なくないため、違和感を覚えたら早めのケアが大切です。

ケガの治療は西洋医学のイメージが強いですが、実は野球肘のような慢性痛は東洋医学の得意分野となります。今回は野球肘に対する東洋医学の考えと鍼灸施術について詳しく解説していきます。

野球肘の原因と症状

投げる

野球肘は簡単に言うと、成長期に肘を使いすぎることで起こるスポーツ障害です。小中学生に多く発症し、このとき痛めた箇所が大人になって再発するケースもあります。

肘の軟骨組織のひとつである骨端線付近に、ボールを投げるときに使う肘関節内側側副靭帯があり、成長期のお子さんはこの靭帯を損傷することが多いのです。ボールを投げる際に肘の内側に大きなストレスがかかるため、蓄積疲労や全力の1投球だけでも痛めてしまうことがあります。

西洋医学の野球肘への治療法

ひじ

肘に痛みを覚えた場合、多くのお子さんが整形外科を受診されます。一般的な整形外科よりも、スポーツ整形外科を選ばれる方も多いでしょう。整形外科の場合、レントゲンなどを使った画像診断が一般的です。近年では医療機関の協力により、超音波検査による肘の検診が行われ始め、肘の軟骨同士がぶつかって起こる離脱性骨軟骨炎の早期発見も実現しています。

こうしたメリットも多いものの、野球肘と診断されれば痛む部分が炎症していると想定し、その部分だけを治療するのが西洋医学です。肘が痛いんだから肘の治療だけするのは当たり前と思うかもしれませんが、実は慢性的な肘の痛みは身体全体を見ることも重要になります。

また、整形外科の治療の中に患部を冷やすアイシングがありますが、これも注意が必要です。冷やすことで感覚が鈍くなるため、肘の痛みの発見が遅れる可能性があります。なんでもかんでも冷やしておけば大丈夫と考えるのは、少し危険かもしれません。

東洋医学の野球肘への施術法

説明

先に野球肘は、痛む部位(肘)だけでなく身体全体も診るべきとお話ししました。これは、野球肘に悩むお子さんの多くは肘の痛み以外の不調も抱えているという理由があるからです。

例えば野球肘と診断を受けて当店にいらっしゃったお子さんは他にも、

  • 風邪を引きやすい
  • 鼻水が多く小さい頃から鼻の不調が多い
  • 喘息
  • アレルギー体質
  • 手足に汗をかきやすい
  • 眠りが浅い
  • 便秘がちである

といった症状を持ち合わせているケースが多々あります。これらは肘だけを治療していては改善されませんし、野球肘が起こりやすくなる要因になっている場合もあるのです。

もちろん、部分的に集中して治療を進める西洋医学も大切ですが、肘の慢性痛の改善には身体全体を包括的に診ることがカギとなります。東洋医学の鍼灸は、こうしたその他の症状や体質を考慮しながら野球肘を改善に導く施術なのです。

気・血・水の巡りを整える鍼灸施術

気血水

東洋医学には「不通即痛」という特有の考えがあります。これは通りが悪ければ痛み、通りが良くなれば痛まないという意味です。ここでいう通りとは、「気・血・水」の巡りを指します。生きるために必要なエネルギーである気と、血液である血、血液以外の体液の水は経絡を通じて全身を巡っています。

この巡りを整えることで、全身の不調が改善されるというのが東洋医学の考えです。気血水の巡りは、経絡と体表面の接点であるツボを鍼灸で刺激することで整います。これは経絡とつながりのある五臓(肝・心・肺・脾・腎)が刺激により活性化することで、身体の機能が向上するためです。このように東洋医学では、肘の痛みであっても全体を診て施術を進め、全身の不調を相対的に改善へと導いていきます。

解説動画「野球肘について」

※効果には個人差がございます

鍼灸で肘の慢性痛を改善!

少年野球

野球肘は早期の対応が改善とカギとなります。フォームの見直しやアイシングも改善には必要かもしれませんが、それだけでは肘の慢性痛は解消されません。

野球肘の慢性的な痛みや症状には、東洋医学の鍼灸施術が有効です。長引く肘の痛みや病院に行っても治らない野球肘にお悩みのお子さん、親御様はぜひ一度東洋医学専門の鍼灸院へお越しください。東洋はり灸院でも、野球肘にお悩みのお子さんを全力サポートさせていただきます。

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