悪阻（つわり）について

妊娠時のつらい症状として挙げられる「つわり」。

つわりには吐きづわり、食べづわり、眠りづわり、よだれづわりなどさまざまな症状があり、根本的な原因はいまだに解明されていません。

改善方法がなく我慢するしかないと思われているつわりですが、じつは東洋医学にはつわりの改善に役立つ方法があります。

そこで今回は東洋医学でつわりを改善させる方法と、実際の施術例を紹介します。

上記に当てはまる人はぜひ最後までご覧くださいね。

つわりの症状は人それぞれで、なかには日常生活に支障をきたすほどの重いつわりを抱えている人もいらっしゃいます。

しかし病院に行ってもつわりへの対処法はなく、我慢するか点滴を打って一時的に症状を抑えるかの2つの選択肢しかありません。

点滴を打てばそのときは楽になりますが、つわりそのものが軽くなるわけではないためすぐにつらい症状があらわれてしまいます。

病院（西洋医学）では太刀打ちできないつわりの症状ですが、東洋医学の以下の方法を組み合わせればつらいつわりを改善できる場合があります。

症状が重いと東洋医学でも改善が難しい場合もありますが、簡単に実践できる方法もありますのでお悩みの方はぜひお試しくださいね。

ツボを鍼灸で刺激して胃腸や呼吸を整えていきます。つわりに有効なツボとしては以下の4つが代表的です。

お灸は自宅でもできます。上記4つのツボをお灸で刺激することでつわりの症状が改善する場合があります。

つわりに効果のある漢方薬を服用することで症状を抑える方法もあります。以下2つはつわりに効く代表的な漢方薬です。

これらの漢方薬は病院で処方してもらえるほか、ドラッグストアやインターネットで購入できます。

つわりを抑える食品を摂取して症状を軽くしていきます。つわりを抑える食品は以下の2つをおすすめします。

上記の薬草も漢方薬と同じくドラッグストアやインターネットで購入可能です。

ここからは当店でつわりを改善した人の施術例を紹介します。

当店にはつわりでお悩みのお客様もたくさんいらっしゃいます。実際に症状の重いつわりを改善させたケースもありますので安心してお任せくださいね。

妊娠時特有のつわりの症状で、いわゆるよだれづわりであると考えられます。体内に水分をうまく貯められていないため、よだれとしてあふれ出ていると判断しました。

消化器の働きを向上させて水分を貯められるようにすることをめざしました。つわりの症状がでること自体は自然なことですので、機能が低下している部分の改善を目的とします。

実際の施術では手足の消化器にかかわるツボ、顔周りの唾液腺、背中の消化器と水分代謝にかかわるツボを鍼で刺激しました。さらに腕のツボ、お腹周りの水と消化器のツボをお灸で温め施術は終了です。

施術に要した回数は以下の通りです。（回数は目安）

その後2週間空けてご来店いただき7回目の施術を行いました。7回目終了後、日常生活を送れる程度に症状が改善したため施術を終了しました。