【不妊鍼灸】人工授精と体外受精について
不妊症で悩む夫婦は多く、厚生労働省によると日本の夫婦全体の約5.5組に1組が不妊検査や治療を受けた経験がある、もしくは現在受けていることがわかっています。
不妊症の改善には病院での治療や人工授精が一般的ですが、じつは東洋医学の施術を組み合わせることで妊娠率を上げることが可能です。
今回は東洋医学が不妊症に有効な理由と、実際の施術例を紹介します。
- 妊娠率を上げたい人
- 病院で人工授精をしている人
上記に当てはまる人はぜひ最後までご覧くださいね。
東洋医学が不妊症に有効な理由
東洋医学が不妊症に有効な理由は3つあります。
- 生命力を高めて妊娠しやすい体を作るから
- 不妊症の原因を根本的に取り除くから
- 1500年以上の歴史により不妊症の改善方法が確立されているから
それぞれ解説していきます!
①生命力を高めて妊娠しやすい体を作るから
新しい生命を作るには自身の生命力が必要です。東洋医学は私たちの体が持つ自然治癒力や免疫力といった生命力を高めていく学問のため、自然と妊娠しやすい体を作れます。
もちろん病院で行う不妊治療や人工授精も効果的ですが、生命力が低いまま治療をしていても妊娠率は上がりません。
病院での治療と並行して東洋医学の施術を受けることでより妊娠の確率を高められるのです。
②不妊症の原因を根本的に取り除くから
そもそも不妊症には不妊症を引き起こしている原因があります。東洋医学では不妊症になりやすい人の体質を改善し、原因を根本的に取り除くことで不妊症を改善していきます。
不妊症になりやすい人の特徴として、以下の不調を抱えているケースが多くみられます。
- 冷え性
- 片頭痛
- 鼻炎
- 肩こり
- 逆流性食道炎 など
上記の不調を改善することで体質が変わり、結果的に妊娠しやすい体を作るのが東洋医学の考え方です。
③1500年以上の歴史により不妊症の改善方法が確立されているから
東洋医学は日本国内で1500年以上、世界では4000年以上もの歴史があります。
長い歴史のなかで東洋医学では不妊症に悩む人への施術も行ってきたため、不妊症の治療法が確立しています。
先人たちが残した膨大な資料やデータによって、これまでも多くの人が妊娠に成功しているのです。
当店で妊娠に成功した人の施術例
ここからは当店で妊娠に成功した人の施術例を紹介します。
当店には不妊症でお悩みのお客様もたくさんいらっしゃいます。実際に妊娠に至ったケースも多々ありますので安心してお任せくださいね。
ご来店前の経過
- 40代女性・やせ型
- 病院でAMHが低い(0.6)、抗核抗体陽性と診断
- 子供のころから首と肩のコリや胃腸の不調、末端冷え性を抱えている
- 思春期~大人になってもニキビが減らず皮膚科を受診するも改善せず
- 月に何度か頭痛を感じる
- 暑くないのに寝汗をかくこともある
- 妊活を始めてから一度陽性になったが心拍確認前に流産の経験
東洋医学からみた不妊症の原因
病院でAMHの数値が低く抗核抗体陽性であると診断されていること、暑くないのに寝汗をかくことから腎の機能が落ちている「腎虚」の状態であると考えられます。
施術方針と施術内容
妊娠に重要な腎気が下がらないようにサポートし、質のいい卵子の採卵、妊娠の継続、末端の冷え改善をめざします。そのうえで重要となる肝の気の滞りにもアプローチし、頭痛、ニキビも改善させていきます。
実際の施術では週に一度、その日の体調に合わせて手足や背中、お腹など全身のツボに鍼灸施術を行いました。
施術回数
施術に要した回数は以下の通りです(回数は目安)。
施術回数 | 変化 |
10回 | 頭痛が出にくくなった |
20回 | ニキビができにくくなった |
37回 | 妊娠確認(約9か月目) |
妊娠後も流産予防のため腎気のサポートをする施術を続け、安定期から臨月まで施術内容を変えながら通院を続けていらっしゃいました。
不妊鍼灸についての動画
対談動画
※施術効果には個人差がございます
おわりに
今回は不妊症についてお話しました。
不妊は多くの夫婦が悩む問題です。病院に通っても思うように妊娠しない人、妊娠率を高めたいと考えている人はぜひ東洋医学の鍼灸施術を検討してみてください。
当店はたしかな技術と経験であなたの不調や悩みに寄り添い、妊娠へのサポートをいたします。