線維筋痛症について
体に激しい痛みを感じる「線維筋痛症」。痛みのレベルは人によるものの、なかには髪の毛が触れた程度でも激痛が走る方もいらっしゃいます。
西洋医学では原因不明とされる線維筋痛症ですが、実は東洋医学で体質改善を行うことで症状を緩和できる可能性があります。
この記事では、東洋医学からみた線維筋痛症の原因と改善方法を解説していきます。線維筋痛症による痛みを少しでも和らげたい方はぜひご覧ください。
線維筋痛症とは
線維筋痛症とは、体の一部、もしくは全身に強い痛みが起こる病気です。痛み以外にも疲労感や体のこわばり、睡眠障害などさまざまな症状を引き起こすことがわかっています。
線維筋痛症を患っている方の多くは20～40代の女性です。病院では脳波や心電図、レントゲンなどさまざまな検査を行いますが、いまだ原因は特定されていません。
重症化するとわずかな刺激でも激痛が走ることや、気候や天気に症状が左右されることも特徴の一つです。
病院では対症療法しか行っていない
前述の通り、病院では線維筋痛症の原因がわかっていません。そのため病気を根本的に治す方法が確立しておらず、治療には対症療法が選択されています。
具体的には神経障害性の痛みに有効な薬や抗うつ薬、睡眠薬といった薬物療法が基本です。しかし、これらの薬は痛みを完全に抑えることはできず、痛みを緩和することを目的にしています。
一般的な鎮痛薬であるロキソニンや麻薬性鎮痛薬のモルヒネは有効ではないため、線維筋痛症を患っている人は毎日変動する痛みに怯えながら生活するほかありません。
線維筋痛症の原因は“不通即痛”にある
病院では原因が解明できない線維筋痛症ですが、東洋医学では「不通即痛」が原因であると言われています。
不通即痛とは“通らざれば即ち痛む”、つまり、体の循環が滞っていることで痛みが現れるという意味。体を巡っている「気」「水」「血」の循環を正せば、おのずと痛みは引いていきます。
特に線維筋痛症を患っている方はお血体質であることが多いです。お血は血液が汚れている、またはうまく循環していない状態なので、血を司る肝機能にアプローチすることで症状緩和が期待できます。
東洋医学における線維筋痛症の改善方法
線維筋痛症を引き起こしているお血は、三陰交（さんいんこう）、外関臨泣（がいかんりんきゅう）などのツボに鍼灸で刺激を与えて改善させていきます。
また、お血体質の方は線維筋痛症の症状以外にもさまざまな不調を抱えています。
- 頭痛
- 鼻炎
- 花粉症
- 睡眠障害
- 生理痛
- 生理不順
- 便秘
- 爪の不調
- アレルギー
- 冷え性
- 高血圧
東洋医学の施術は体質改善を目的に行うため、線維筋痛症だけでなく、上記のようなさまざまな不調も改善されていくでしょう。
そして、薬による副作用のリスクがないことも東洋医学による線維筋痛症改善の特徴。病院での対症療法と並行して施術できるため、痛みを抑えながら少しずつ体質を変えていけます。
東洋はり灸院の特徴
最後に、当店の特徴を3つお話いたします。病院での治療に効果を感じない方はぜひ当店にご相談くださいね。
伝統的な手技を採用
当店では、東洋医学の伝統的な手技である「四診法」「経絡治療」を採用しております。
四診法は五感を使うカウンセリング方法で、不調の根本原因を探し出すことに長けています。線維筋痛症だけでなく他の症状にも目を向けるため、気になる不調があればなんでもご相談ください。
経絡治療とは鍼灸の一種で、全身のツボをつなぐ経絡にアプローチすることで体のめぐりを整える施術方法です。鍼灸の中でも最高峰の施術と言われており、その分高い効果も期待できます。
痛みや熱さの少ない施術
鍼灸施術は痛みや熱さのイメージから敬遠する方も多いですが、当店の施術は初めての方でも安心して受けられる優しい刺激が特徴です。
注射針よりも細い鍼、心地よい温感のもぐさを使用しており、衛生面にも十分配慮しております。お子様用の鍼も用意しておりますので、小さなお子様の施術もお任せください。
線維筋痛症の改善実績あり
当店は線維筋痛症のお客様の改善実績がございます。
5年の通院で症状が改善しなかったお客様（50代女性）の場合、数回の施術で症状が改善しました。もちろん効果には個人差がありますが、平均して3～4回の施術で症状に変化が現れるケースが多いです。
※施術効果には個人差がございます
おわりに
激しい痛みに悩まされる線維筋痛症ですが、病院で改善しない症状も東洋医学の施術を組み合わせることで改善する可能性があります。
- 対症療法ではなく根本的な改善がしたい
- 体質改善をしたい
このようにお考えの方はぜひ当店にご相談ください。経験豊富なスタッフがあなたの不調に寄り添い、症状改善のお手伝いをいたします。
