眼精疲労でお困りの方へ
目の使いすぎによって引き起こされる眼精疲労。テレワークが進む現代では、スマホやパソコンの使用による「デジタル眼精疲労」に悩む人が増加していると言われています。
眼精疲労の改善には目薬が使われますが、目薬の効果は一時的なもので、根本的な解決には至りません。
そこで、この記事では東洋医学からみた眼精疲労と、目薬を使用しない改善方法を紹介します。眼精疲労のお悩みを抱えている方はぜひ最後までご覧ください。
眼精疲労とは
眼精疲労の代表的な症状は以下の通りです。
- 目がショボショボする
- 目に異物感がある
- すぐに目が疲れる
- 目がかすむ
症状が重くなると頭痛や吐き気を引き起こすこともあるため、症状を放置せずに適切に対処する必要があります。発症年齢は10~60代と幅広く、スマホやPCの普及によって若い世代の患者も増加傾向にあるようです。
眼精疲労は目薬では改善しない
疲れ目を改善してくれる目薬ですが、実は眼精疲労そのものは目薬では改善しません。たしかに目薬をさすと目が楽になるものの、それは薬の効果で症状が抑えられているだけであって、不調の根本は改善されていないのです。
また、目薬には防腐剤を使用しているものもあり、絶対に安全とは言い切れません。目薬のさしすぎによるドライアイや、鼻涙管を通ることによる全身への副作用も懸念されています。
東洋医学が考える眼精疲労の原因
東洋医学的に考えると、眼精疲労の原因は血行不良にあります。血液は全身に酸素と栄養を運ぶ役割を担っているため、目に血液が行きわたらないことで眼精疲労の症状が現れてしまうのです。
東洋医学には五臓六腑と呼ばれる考え方があり、なかでも血液を司るのは肝の機能です。
- 肝臓の肝
- 心臓の心
- 胃腸系の脾
- 呼吸器系の肺
- 腎臓系の腎
そのため、眼精疲労でお悩みの方は肝機能が弱っている場合が多く、ここを改善すると症状が和らぐ可能性が高いです。
また、肝機能が弱い人は眼精疲労以外に屈折異常や緑内障、ドライアイなどを起こしやすいと言われています。さらに、肩こりや腰痛、婦人科系の症状が出やすいという特徴も。これらの症状が当てはまる方は、肝機能の低下が疑われます。
鍼灸施術で眼精疲労を改善
眼精疲労の原因は肝機能の低下による血行不良であるとお話しましたが、東洋医学では鍼灸で肝に効くツボを刺激することで不調改善を目指します。
肝機能向上には以下の4つのツボへの刺激が効果的です。実際に刺激するツボは、これらのツボを中心に、その人の体調や体の状態に合わせて決定していきます。
- 百会(ひゃくえ)
- 目窓(もくそう)
- 風地(ふうち)
- 外関臨泣(がいかんりんきゅう)
鍼灸施術は効果の実感が早いのも特徴で、なかには1~3回で症状の緩和がみられた方も。
眼精疲労を根本から改善するなら16回(4ヶ月)以上の継続的な施術が必要ですが、目薬では治らない眼精疲労の症状が半年程度で改善するなら……とご納得いただくお客様も多くいらっしゃいます。
東洋はり灸院の鍼灸施術について
最後に、当店の鍼灸施術について詳しくお話していきます。東洋医学専門、鍼灸専門の院である当店のこだわりを紹介します。
四診法によるカウンセリング
当店では、施術前のカウンセリングに「四診法」というカウンセリング技術を採用しております。四診法とは東洋医学に伝わる技術で、不調の出ている部分だけでなく、全体から不調の原因をあぶりだすのが特徴です。
- 望診 = 視覚を通して病態を確認
- 聞診 = 聴覚・嗅覚を通じて病態を確認
- 問診 = 問いかけと応答により病態を確認
- 切診 = 脈・腹を診て病態を把握する
これら「四診」を用いてカウンセリングすることで、お客様の不調に隠れた真の原因を見つけていきます。
経絡治療で不調にアプローチ
当店の鍼灸施術は「経絡治療」と呼ばれる最高峰の技術を採用しています。経絡治療とは、全身のツボ(経穴)をつなぐ通り道「経絡」に鍼とお灸で刺激を与える方法。体の循環を整え、不調の出る体質そのものを改善していきます。
また、鍼灸は痛みや熱さが不安という方もいらっしゃいますが、当店は初めての方でも安心して受けられる優しい刺激の施術を行っております。安心してご来店ください。
動画解説「目薬で改善しない眼精疲労について」
※効果には個人差がございます
目の疲れも伝統鍼灸でスッキリ!
眼精疲労は目薬でやり過ごしている方も多いですが、目薬では根本的な解決はできません。
眼精疲労の体質を根本から改善したいのなら、東洋医学の鍼灸施術をお試しください。鍼灸専門の当店なら、眼精疲労が出ないような体づくりをサポートできます。
眼精疲労にお悩みの方はぜひお気軽にご相談くださいね。