手根管症候群について
手のしびれや痛みを引き起こす手根管症候群。
症状が悪化すると「洋服をうまく着られない」「小さなものをつかめない」など日常生活に支障をきたすやっかいな病気です。
整形外科での治療が一般的な手根管症候群ですが、手術をしても改善しないケースもあり苦しんでいる方も多いでしょう。
そんな方は東洋医学の鍼灸施術で症状が改善する可能性があります。
この記事では東洋医学の観点からみた手根管症候群についてお話いたします。つらい手のしびれにお悩みの方はぜひご覧ください。
手根管症候群の症状
手根管症候群は正中神経麻痺ともいい、手根管と呼ばれる手首のパイプ状の器官に炎症が起きることで痛みやしびれが生じる病気です。手根管症候群の症状の特徴は以下の通りです。
- 親指から薬指までの部分と手のひらに痛み・しびれが現れる
- 手を振る動作で痛みが和らぐ
- 夜中から明け方にかけて症状が現れる
発症年齢は20～50代と幅広く、はじめは軽い症状でも悪化するとものを掴めないなど日常生活に支障をきたします。また手根管症候群が自然治癒する可能性は低く、何らかの治療が必要と言われています。
手根管症候群は病院では原因不明？
手根管症候群の原因とされているのは下記の4つですが、直接的な原因として立証されているわけではありません。
- 手を酷使したため
- ホルモンバランスの影響
- 手首の骨折など外科的な所見
- 人工透析や関節リウマチの影響
レントゲンやMRIの検査の8割は実際の症状とは一致しないと整形外科学会が発表していることからも、病院では手根管症候群の根本的な原因を特定するのは難しいと言えます。
東洋医学が捉える手根管症候群の原因
東洋医学では、手根管症候群の原因は不通即痛にあると捉えています。
不通即痛とは「通らざれば即ち痛む」、つまり体の循環が滞れば痛みやしびれが現れるという意味。つまり体の循環、気血の巡りを整えさえすれば、手術をしなくても手根管症候群は改善できるのです。
また手根管症候群を抱えている方は下記の不調を合わせ持っているケースが多いです。
- 頭痛
- 便秘
- 皮膚
- 鼻炎
- 不眠
- 花粉症
- 呼吸器系の弱さ
- 手足の汗
- 冷え症
- 生理痛
- 生理不順
病院でこれらの症状を治療するには「頭痛は内科、便秘は消化器内科、不眠は心療内科……」と別々の診療科に行くことになります。
しかし東洋医学の場合はこれらの症状の根本原因である気血の乱れを改善することで、手根管症候群だけでなく他の不調も一気に改善することが可能です。
東洋はり灸院の手根管症候群の改善例
当店では手根管症候群の施術実績もございます。過去の改善例を紹介します。
- 80代女性
- 両手のしびれで大学病院を受診
- 手の専門医の診断により両手を手術したものの改善しない
このようなお客様に対して首と経絡を施術したところ、症状改善をご実感いただけました。
そもそもこの方は手根管症候群のような症状が出ていただけで、実際に神経が圧迫されていたわけではありません。病院では症状が重い方に手術を勧めますが、原因不明の病気に対して手術をしても改善するとは限らないのです。
そのため、いきなり手術を決断するのではなく、まずは鍼灸やカイロプラクティックなどの民間療法を試すことが症状改善への近道といえます。
東洋はり灸院の特徴
最後に東洋はり灸院の特徴を紹介します。
当店は老若男女どなたでもご来店いただける鍼灸院です。つらい症状は我慢せず、どうか当店にお任せください。
東洋医学専門の鍼灸院
当店は全国でも2％しか存在しない東洋医学専門の鍼灸院です。整体やマッサージなどの慰安行為は行わず、鍼灸だけで症状改善を目指します。
施術を担当するのは国家資格を持つ鍼灸師です。施術に関して不安なことや気になる点があればお気軽にご相談くださいね。
最高難度の経絡治療を採用
施術は経絡治療と呼ばれる最高難度の手技を採用。体の循環を整える作用に優れているため、手根管症候群にも高い効果を発揮します。
経絡治療は体への負担が少ない点も特徴的です。「痛くない鍼」「熱くないお灸」でお客様の不調を改善していきます。
解説動画「手根管症候群について」
※効果には個人差がございます
鍼灸施術で指の痛み・しびれから解放されよう
手根管症候群は悪化すると日常生活に支障をきたすため、早期に適切な処置を行う必要があります。病院での治療で症状が改善しない場合、東洋医学の施術をお試しください。
当店では手根管症候群の改善例もございます。お客様一人ひとりに合わせた最適な施術をご提案しますので、手根管症候群でお悩みの方はぜひ一度当店にご相談くださいね。
