便秘について
「お通じが3日以上ない」「常にお腹に不快感がある」など、日本人女性の2人に1人が悩まされている便秘の症状。
便秘を軽く考えている方もいらっしゃいますが、東洋医学では便秘は最優先で改善するべき体の不調です。
この記事では、東洋医学からみた便秘と、その改善方法を解説していきます。慢性的な便秘でお悩みの方はぜひ最後までご覧ください。
便秘が体にもたらす悪影響
そもそも便秘とは、排便回数が少ない、または便通に異常がある状態のことです。便秘には明確な定義はありませんが、日本内科学会では「3日以上排便がない」または「毎日排便があっても残便感がある」状態を便秘としています。
便秘になると、腹痛やお腹の不快感、食欲不振などの症状が現れるうえ、慢性化すると体にさまざまな不調が現れます。
- 頭痛
- 肩こり
- 冷え性
- 生理痛
これらは一見便秘と無関係に見えますが、便=毒素が体に溜まることで引き起こされる体の不調です。
東洋医学における便秘
東洋医学において、便秘は「栓を抜いていないお風呂」に例えることができます。健康な方は毎日お風呂の栓を抜き、お湯を入れ替える(=排便をする)のに対し、便秘の方はお湯を入れ替えることができません。
その結果、日々の食事に含まれる農薬や添加物などの毒を体に溜め込むことになり、頭痛や生理痛などの症状が現れるのです。
東洋医学では、仮にお客様が便秘以外の症状にお悩みだとしても、便秘を最優先で改善させていきます。まずは毒を抜ける体を作ることが健康への第一歩です。
東洋医学の便秘の改善方法
東洋医学では便秘に対して鍼灸施術とお茶・漢方でアプローチしていきます。重度の便秘体質の場合は西洋医学の便秘薬に頼るのも一つの方法ですが、薬にはリスクもあるため頼りすぎは厳禁です。
薬に頼らない東洋医学の施術で、自然に近い形で体質を改善させていきましょう。
1. 鍼灸施術で体の循環を整える
鍼とお灸でツボを刺激する鍼灸施術は東洋医学伝統の施術方法です。鍼灸施術を受けることで体の循環能力が整い、さらに消化器系の機能が向上することで便の排出が促されます。
2. お茶・漢方でお通じを促す
便秘体質の改善にはお茶や漢方も有効です。お茶ならマメ科の植物からできたハブ茶が便秘に効果的。そのほか以下の漢方を組み合わせるのもおすすめです。
- 代用甘草湯(だいようかんぞうとう)
- 桃核承気湯(とうかくじょうきとう)
- 通導散(つうどうさん)
東洋はり灸院の3つの特徴
ここからは東洋医学の施術を専門に行う当店の特徴を3つ紹介します!
1. 鍼灸一筋で不調にアプローチ
当店は東洋医学専門、そして鍼灸専門の施術院です。鍼灸院のなかには整体やマッサージなどの慰安行為を行う店舗も存在しますが、当店は慰安行為を一切行わず、鍼灸一筋でお客様の不調と向き合っております。
在籍するスタッフは全員が国家資格を持つプロフェッショナル。技術力には自信がありますので、ごまかしのない施術を受けたい方はぜひご来店ください。
2. 東洋医学伝統の手技を採用
当店では「四診法」「経絡治療」といった東洋医学伝統の手技を採用しております。
四診法とは東洋医学のカウンセリング方法のこと。五感を使ってお客様の不調の原因を正確に捉えます。症状が出ている部分はもちろんのこと、一見無関係な部分や生活環境なども細かく見ていくのが特徴です。
経絡治療は鍼灸施術の一種で、全身のツボ(経穴)をつなぐ経絡に鍼灸でアプローチする方法です。経絡治療は習得が難しいものの、その分高い効果を見込めます。
3. 痛みや熱さを抑えた施術
鍼灸施術と聞くと「痛みに耐えられるか不安」「ヤケドしないのかな……」と不安に感じる方もいらっしゃいますが、当店では痛みや熱さを極力抑えた施術を提供しています。
鍼は髪の毛や注射針よりも細いものを使用。お灸で使うもぐさは国産を取り寄せ、ほんのり温かく感じるように施術しています。
痛みに弱い方やお子様でも受けられるため、安心してご来店くださいね。
動画解説「健康的な便秘の解消法」
※効果には個人差がございます
便秘を改善してスッキリ快適な日々へ
便秘は腹痛やお腹の不快感だけでなく、頭痛や生理痛などの症状も引き起こしてしまいます。「たかが便秘」と放置せず、適切な治療を受けましょう。
特に便秘薬を手放せない人や、薬に頼らない改善方法を試したい人は東洋医学の施術がおすすめです。
便秘の症状にお悩みならぜひ当店にご相談ください。国家資格を持つ鍼灸師があなたの不調に向き合い、根本からの改善をサポートいたします。