ピクピクするまぶたを改善する方法
疲れがたまったときなどに、ピクピクするまぶたの痙攣を経験したことがある人は多いと思います。
まぶたの痙攣は顔に現れる症状のため、顔周辺に原因があるのではと考えられがちですが、東洋医学的に考えると答えはNOです。
そこで今回は『ピクピクするまぶたの原因と改善法』について、現役鍼灸師である統括院長の石丸がわかりやすく解説します。まずはこちらの動画からご覧ください。
※施術効果には個人差がございます
まぶたの痙攣はなぜ起きる?
顔にはたくさんの筋肉がありますが、まぶたの痙攣は目の周りを囲む眼輪筋が関連しています。眼輪筋はまぶたを開いたり閉じたりするときに使う筋肉で、何らかの原因で筋肉が興奮状態になることでピクピクとしたまぶたの痙攣が発症します。
ほかにも顔面の筋肉を動かす司令塔となる顔面神経や、脳の機能の偏りによってもまぶたが痙攣を起こす場合があります。
まぶたの痙攣を起こす代表的な病気は、眼瞼ミオキミアや眼瞼痙攣、顔面麻痺やチックなどがありますが、有効な治療法はまだあまり確立されていないのが現状です。
まぶたがピクピクする原因は血の巡りが悪いせい!?
まぶたがピクピクするといっても、一時的になる人もいればずっと治らない方もいらっしゃいます。
しかし、まぶたの痙攣を治そうと病院に行っても、疲れや自律神経の乱れ、ストレスなどが原因と言われるだけで終わってしまう人も多いでしょう。治療といっても恐らく血液の循環や神経の伝達を良くする内服薬や、ビタミン剤が処方される対症療法で様子見となります。
一方、約2000年の歴史のある東洋医学なら、まぶたがピクピクする根本の原因を突き止め、改善させることが可能です。東洋医学は日本に伝来してからも1500年以上の歴史があり、まぶたの痙攣に悩む同様の症状も数多くみているため、施術の知識も豊富にあります。
例えば東洋医学で考えるなら、まぶたの痙攣が起こるのは身体の循環が悪くなる『血虚(けっきょ)』の状態です。鍼灸の場合は、精神と身体はつながっているとする『五臓六腑』の考えから、原因は肝臓の疲れであると推察します。
顔面を触らずにピクピクするまぶたを改善させる東洋医学
このように、まぶたがピクピクしているからといって、必ずしも原因が顔にあるわけではないことをおわかりいただけたでしょうか。
あくまで顔に症状が出ているだけで、病気の根本の原因を突き止めることが改善には必要です。そのため当店では、まぶたの痙攣は顔面を触って施術を行うのではなく、根本の原因へ鍼灸でアプローチしていきます。
実はまぶたがピクピクする人は、それ以外にもさまざまな不調を抱えている方がほとんどです。
- 肩こり
- 胃の調子が悪い
- 風邪を引きやすい
- 寝つきが悪い
- 眠りが浅い
- 手足が冷える
- 風邪を引くと咳が1ヶ月以上止まらない
- 鼻が悪い
など、思い当たることがいくつかあると思います。
これらの症状は西洋医学の場合、肩こりは整形外科、鼻詰まりは耳鼻科というように専門分野に分かれて治療を行います。しかし東洋医学なら、身体をパーツで区切らず常に全体像を捉えて施術を行います。一箇所ですべてをみることができるのも、東洋医学だからこそ為せる技なのです。
ピクピクするまぶたの痙攣にお悩みの方は東洋はり灸院へ
本記事では『ピクピクするまぶたの原因と解消法』について、現役鍼灸師が詳しく解説しました。まぶたの痙攣が起こる原因を探るには、身体を包括的にみて診断することが大切です。
原因不明のピクピクするまぶたの痙攣にお悩みの方は、ぜひ東洋医学専門の東洋はり灸院へご相談ください。