咳喘息でお悩みの方へ
「風邪でもないのに咳だけが続く」「呼吸がしにくい」などの症状が現れる咳喘息(せきぜんそく)。薬を飲んでも度々症状がぶり返し、何年もつらい症状に悩んでいる方もいらっしゃるでしょう。
実は東洋医学は咳喘息のような慢性病の改善に非常に効果的。体質そのものを変えることで、咳喘息の症状が出ない体を作ることができます。
この記事では、東洋医学からみた咳喘息の原因と改善方法をお話します。つらい咳喘息の症状にお悩みの方はぜひ最後までご覧くださいね。
咳喘息とは?
咳喘息とは、アレルギーなどが原因で気道に炎症が起こることでせきやたん、息苦しさなどが現れる慢性病のこと。インターネットなどみると喘息の一歩手前のように書かれていることもあります。
- 夜中や朝方に、激しい乾いた咳が出る
- 喉のイガイガ感が続く
- 痰や発熱はほとんど見られない
- 市販の風邪薬や咳止めが効かない
- 胸痛がある
- 吐き気や嘔吐の症状がある
上記の症状が数週間続くようならただの風邪ではなく咳喘息を発症している可能性あります。
咳喘息の原因は?
咳喘息の原因は体質、環境、心身の状態などさまざまな要因が関係しています。なかでも以下が直接的な原因であると考えられています。
- ハウスダスト(チリ、ホコリ、ダニなど)
- 大気汚染(PM2.5、黄砂、花粉など)
- タバコの煙(受動喫煙も含む)
- 飲酒
- ストレス
- 寒暖差によるもの(温度の著しい上昇もしくは低下)
- 何かしらのアレルギー反応
これらがきっかけとなり気管支に炎症が起こることで、気道が狭くなり症状が現れます。
また、ストレスによって咳喘息が引き起こされることも。慢性的なストレスは自律神経に悪影響を及ぼし、ホルモンバランスを崩すことで血流障害を引き起こします。この血流障害により心臓や血管にも負担がかかり、その結果、アレルギー症状や呼吸器の病気に繋がると考えられているのです。
病院では咳喘息は改善しない?
西洋医学の治療では咳喘息のような慢性的な症状は改善しにくいでしょう。
病院では咳喘息の治療法としてステロイドや気管支拡張剤による治療が用いられます。しかし、薬は一時的には効果を発揮するものの、咳喘息の根本を改善するものではありません。
症状を抑え、コントロールするだけの対症療法ではいつまでも咳喘息の症状は改善できないのです。
薬にはリスクがある
急な発作が起きたときなどの緊急時であれば薬はとても役に立ちますが、「薬の量がどんどん増える」「やめたくてもやめられない」と悩んでいる方も多くいらっしゃいます。
また、石油の副産物である薬は基本的に体にとって良いものではありません。飲み続けると胃腸の負担になるため、薬に頼らない改善方法で咳喘息を改善していくことが大切です。
東洋医学が咳喘息の改善に有効な理由
西洋医学は「鼻の症状であれば耳鼻咽喉科」「生理不順なら婦人科」「多汗症なら皮膚科」のようにパーツごとで区切る治療方針を採用していますが、体に出る不調はすべてつながっており根本の原因があります。
その点東洋医学は体全体の不調を咳喘息と紐づけて考えているため、包括的に体をみることで咳喘息の体質そのものを改善していけるのです。
たとえば、呼吸器系が弱い方は以下のような不調を抱えているケースが多くみられます。
- 皮膚トラブル
- 冷え性
- うつ
- 眠りが浅い
- 辛いものが好き
- のどの痛み
- 朝に調子が悪い
- 逆流性食道炎
- ドライアイ
- 花粉症
一見咳喘息とは関係なさそうなこれらの症状ですが、不調の根本原因は咳喘息と同じ。東洋医学では体に出るすべての不調から症状の根本原因を探り、体質ごと変えることで咳喘息の症状を抑えていきます。
咳喘息が改善するまでの回数
当店では咳喘息の改善方法として東洋医学伝統の鍼灸施術を行っています。
もちろん症状の重さや年齢などにより個人差はございますが、お子様なら平均して4〜8回、大人なら12回程度で改善される方が多いです。
「子どもに鍼を打つの?」と不安に思われる方もご安心ください。お子様への鍼灸施術は、子ども専用の鍼で優しくなでるだけの施術を行いますので痛みはありません。
子どもは大人に比べて生命力が高いため、少ない回数で症状が改善していきます。
当店の施術の3つの特徴
ここからは当店の施術の3つの特徴をお話します。
- 東洋医学専門の鍼灸
- 四診法での的確なカウンセリング
- 不調の根本改善をめざす
1. 東洋医学専門の鍼灸
整体やマッサージと組み合わせた施術を行う鍼灸院もありますが、当店は東洋医学専門の鍼灸院です。鍼灸施術一筋でお客様の不調と向き合っております。
施術で用いられるのは経絡治療と呼ばれる東洋医学に伝わる高度な鍼灸技術。経絡治療は鍼灸師でも習得が難しく、どこでも受けられる施術ではありません。
当店は鍼灸一筋の施術院として、技術力を武器にお客様の不調を根本改善させていきます。
2. 四診法での的確なカウンセリング
当店では四診法という東洋医学伝統のカウンセリング技術を採用しております。
- 視覚的に病態をみる「望診」
- 聴覚、嗅覚を通じて病態をみる「聞診」
- 問いかけにより状態を知る「問診」
- お腹や脈に触れて状態を知る「切診」
これらの四診を用いてお客様の不調の根本原因を探っていきます。五感を使って不調を探る四診法なら、咳喘息の引き金となる原因を見つけられるでしょう。
3. 不調の根本改善をめざす
東洋医学は体を包括的にみて不調の根本改善をめざす学問のため、咳喘息以外につながっている症状も同時に改善可能です。
そのため「通う前よりも健康になった」と感じられる方がたくさんいらっしゃいます。不調が出ない体を作りたい方はぜひ当店にご相談ください。
おわりに
今回は東洋医学からみた咳喘息の原因や改善方法についてお話しました。
東洋医学の施術は「森を見て木を治す」と表現されます。病院での対症療法はいたちごっこです。不調を根本から改善させたいのなら体の内面から見直していく東洋医学の施術をお試しください。
実際に当店の施術を受けて咳喘息の症状が改善した例も多数ございます。大人の咳喘息はもちろん、小児喘息も対応しておりますのでお子様への施術もお任せください。
つらい咳喘息の症状でお悩みの方はぜひ当店にご相談くださいね。