最高の睡眠で人生の質を上げる!東洋医学が教える快眠の秘訣

睡眠は、私たちの体にとって携帯電話の充電のようなものです。しっかり充電できれば翌日もパワフルに動け、人生の質そのものも向上します。しかし、現代社会では睡眠の質に悩む人が少なくありません。
本記事では東洋医学の知恵も交えながら、睡眠の質を根本から改善し、深い眠りを得るための秘訣をご紹介します。
睡眠の質を上げる3つのポイント
睡眠の質を上げるためには、以下の3つのポイントを踏まえることが大切です。
- 寝る前のデジタルデトックス
- 「気虚(ききょ)」状態の改善
- 肝臓の時間に熟睡する
ひとつずつ内容をみていきましょう。
①寝る前のデジタルデトックス

東洋医学には「久しく見れば心を病む(ひさしくみればしんをやむ)」という言葉があります。これは、長時間一点を見つめ続けると心、すなわち心臓や脳、中枢神経に負担がかかるという意味です。
スマートフォン・パソコン・テレビなどの画面を寝る直前まで見続けると、脳を強く刺激し活性化されてしまいます。脳が覚醒状態になると、たとえ目を閉じてもなかなか深い眠りに入れません。
そのため、就寝の1時間〜30分前にはこれらのデジタル機器の使用を控え、脳をクールダウンさせましょう。
またデジタル機器ではありませんが、読書も脳を活性化させることがあります。内容を深く考えたり、記憶したりするような本は睡眠前には避けた方がよいでしょう。
寝る前はゆったりとした気持ちで過ごし、目から入る情報が少ないストレッチなどのリラックスできる行動がおすすめです。
②気虚状態の改善

眠りが浅いと感じる人は、東洋医学で言う「気虚(ききょ)」の状態になっている可能性があります。気虚とは、元気・やる気・気合いなど「気」のエネルギーが不足している状態のことです。深い眠りにつくためには、この気が充実している必要があります。
気虚になる原因は主に2つあります。
1つ目は、もともと気を作る能力が低かったり、体質的に虚弱であることが挙げられ、特に呼吸器系が弱い方は気虚になりやすいでしょう。この場合、根本的なアプローチにより気を作る力を高める必要があります。
2つ目は、日中に気を使いすぎているケースです。過剰な活動やストレスで気を消耗しすぎると、深い眠りに入りにくくなります。必要以上に「気」を使いすぎないよう、日中の過ごし方も見直してみましょう。
③肝臓の時間に熟睡する

東洋医学では、24時間を五臓六腑と関係があると考えており、その中で午前1時から午前3時は「肝臓の時間」としています。肝臓は、体内の血液を浄化する重要な役割を担っています。
深い眠りに入っている間に身体全体の血液の約3分の2が肝臓に戻り、そこでデトックスと浄化が行われます。そして、目覚める頃にはきれいになった血液が全身をめぐり、一日の活動に備えることができるのです。
この肝臓の時間に熟睡できていないと、血液の浄化が十分に行われず、汚れた血液のまま翌日を迎えることになります。その結果、朝から身体がだるい・活力が湧かないといった状態が起こってしまうでしょう。
遅くとも午前0時から午前1時の間には布団に入り、肝臓の時間にはしっかりと熟睡していることが質の高い睡眠を得るための重要なポイントです。実際、寝る時間によって翌日の体調が大きく変わると感じている方は多いのではないでしょうか。
自宅でできる快眠ルーティン

ここからは睡眠の質を高める自宅でのルーティンをご紹介しましょう。寝る前にはリラックス状態にあることが重要であるため、日中のストレスや頭の中の考え事をリセットしてみてください。
腹式呼吸は心身の緊張を和らげてリラックス状態へと導き、ストレッチは身体を脱力させることで深い睡眠へと誘います。
寝る姿勢も大切です。仰向けで「大の字」になり、手のひらを天井に向けて寝てみましょう。仰向けは全身の力が抜けやすく、気のめぐりもスムーズになります。そして意識を頭から離し、お腹や足など下半身に集中させてみてください。
頭で考えすぎると眠りが浅くなってしまうため、地球に身体を預けるような自然な感覚でリラックスしてみましょう。
「動画解説」睡眠を深くする方法
快眠は自分で作れる

眠りが浅いとお悩みの方は、ぜひご紹介した習慣を意識的に取り入れてみてください。睡眠の質が向上し、翌日の体の軽さや精神状態の変化を実感できるはずです。
現代人はデジタル機器の普及により、脳のオーバーワークが日常化しがちです。今回ご紹介したポイントを参考に、一度ご自身の睡眠を見直してみてはいかがでしょうか。













