胸郭出口症候群について
肩や腕の痛みやしびれに悩まされる胸郭出口症候群。
症状が悪化すると趣味やスポーツだけでなく日常生活にも支障をきたしてしまうやっかいな病気です。
病院での治療が一般的な胸郭出口症候群ですが、「長期間通院していても改善しない」「薬の量ばかり増える」という方には東洋医学の鍼灸が効果を発揮するかもしれません。
この記事では胸郭出口症候群を東洋医学の視点から解説します。つらい症状にお悩みの方はぜひご覧ください。
胸郭出口症候群の症状
胸郭出口症候群は胸郭出口と呼ばれる空間が狭まることで神経や動脈が圧迫される疾病です。発症すると以下のような症状が現れます。
- 肩や腕が痺れる
- 腕が刺すように痛む
- 手先がうまく使えない
- 皮膚の変色や冷え
初期症状は肩こりほどの軽い痛みですが、症状が悪化すると握力が低下し指先に力が入らなくなってしまいます。
特になで肩の女性やトレーニングを行う男性に多く発症するほか、慢性的な肩こりも発症の要因です。
胸郭出口症候群は病院では治療しにくい
胸郭出口症候群は原因がはっきりとわかっていない病気であり、治療法も確立していません。そのため病院で症状が大幅に改善する可能性は低いと言えます。
また胸郭出口症候群と診断されたとしても、実際に胸郭出口に異常があるとは限りません。整形外科学会の発表によると、病院で画像診断(レントゲン、MRIなど)を受けた人のうち8割が実際の症状と一致していないことがわかっています。これはつまり、胸郭出口が狭まっていないにもかかわらず痛みやしびれが現れている人がいるということ。
体に異常がない人に手術を行ったとしても症状は改善しないでしょう。胸郭出口症候群の手術を受けても症状が回復しない人がいるのは、画像診断の不確実性も関係しているのです。
手術の前に東洋医学の鍼灸施術を
病院では胸郭出口症候群の方に対して、まずシップや電気治療、痛み止めの薬の投与などを行います。そして、それでも症状が回復しない方にはいきなり手術を勧めるのです。
手術は必ずしも成功するとは限りませんし、体に大きな負担をかけます。電気治療や薬物治療のあとにいきなり手術を決断するのではなく、東洋医学の鍼灸施術をお試しください。
鍼灸施術は全身のツボに鍼とお灸でアプローチする伝統的手法です。東洋医学では体に痛みやしびれが現れるときは「不通即痛(体の循環が滞ることで痛みが現れる)」の考えで施術を行っていきます。
胸郭出口症候群の場合も根本の原因は不通即痛にあります。鍼灸で体の巡りを整えることで体質を変え、症状が現れない体を目指します。
東洋はり灸院の施術の特徴
最後に東洋はり灸院の特徴を紹介します。
東洋医学専門の鍼灸院
当店は東洋医学専門の鍼灸院です。整体やマッサージは行わず鍼灸一筋で施術を行っており、技術力には自信があります。
鍼灸施術は胸郭出口症候群のような慢性病の改善が得意ですが、どの鍼灸院でも症状を改善できるとは限りません。症状の根本改善を目指すなら東洋医学を専門に行っている鍼灸院を選ぶことが重要です。
痛みや熱さを感じにくい優しい施術
当店の施術は「痛くない鍼」「熱くないお灸」が特徴です。
鍼は通常よりも細い0.14mmのものを採用し、お灸で使用するもぐさは国産最高級品です。他店の鍼灸で痛みを感じた方や鍼灸が初めての方でも施術を受けていただけますので、安心してご来店くださいね。
誰でも来店しやすい明るい店内
鍼灸院には「古臭い」「暗い」「よくわからない」などマイナスなイメージもありますが、当店はみなさまに来店していただきやすいよう明るく清潔な店内をご用意しております。男性だけでなく女性の方も来店されますので、鍼灸が初めての方もご安心ください。
また当店では無料のお着替えも用意しております。手ぶらでも施術を受けられるため、お仕事帰りやお買い物の途中など、お好きなタイミングでご予約をお取りくださいませ。
解説動画「胸郭出口症候群について」
※効果には個人差がございます
鍼灸施術で“痛みが出ない体”を目指しましょう
胸郭出口症候群と診断された方のなかには、症状が一向に改善しないにも関わらず薬を飲み続けている方もたくさんいらっしゃいます。「いつまで薬を飲み続ければいいのだろう……」「手術をするのは怖い」と不安に思うなら、ぜひ東洋医学の鍼灸施術をお試しください。
鍼灸施術は体の機能を向上させ、体質改善によって自然治癒力や免疫力を高める学問です。多少時間はかかりますが、最終的には“痛みが出ない体“”薬が必要ない体“を作ることも夢ではありません。
胸郭出口症候群にお悩みの方はぜひ当店にご相談ください。