アトピーについて

アトピー

現在、日本人の2人に1人が何らかのアレルギーを持つといわれ、なかでもアトピー性皮膚炎の患者数は年々増加しています。

アトピーはポツポツとした発疹が出たり、強い痒みが伴ったりと生活に支障をきたす方も少なくありません。保湿や塗布薬を使用しても効果は一時的で、ツライ治療を続けている方もいるでしょう。

東洋医学にはそんなアトピーの症状を根本から改善させる施術法があります。

ここではアトピーに関する正しい知識と、東洋医学の鍼灸による改善法を詳しくお話しします。

アトピー性皮膚炎の基本知識

アトピー

アトピー性皮膚炎は、アトピー要因や皮膚バリア機能の低下などを背景にアレルギー性・非アレルギー性の炎症が起こる皮膚炎です。

対処法としては、保湿やステロイド外用薬などによる炎症制御、抗ヒスタミン薬による痒み対策等が挙げられます。

いずれも一定の効果がありますが、どうしても一時的なものとなってしまうのがアトピー治療の課題点です

アトピー性皮膚炎が治りにくい理由

肌のバリア

アトピー性皮膚炎を知るには、まず肌のバリア機能について理解する必要があります。

バリア機能とは、身体に本来備わっているはずの細菌やウイルスなどの有害物質を身体に侵入させないようブロックする力のことです。このバリア機能が低下すると、菌やウイルスはもちろんアレルゲンも体内に侵入しやすくなってしまいます。

そしてアレルギーを起こして皮膚を掻いてしまうと、角層が傷ついて保護機能が働かなくなり、水分が外に抜け出やすい状態となるのです。

こうして水分量が減った肌はドライスキンとなり、ちょっとした刺激にも敏感になってしまいます。

バリア機能が低下して身体を掻くことでよけい角層が傷つき、水分が抜けてカサカサになるという悪循環が起こるのがアトピー性皮膚炎が治りにくい大きな理由です。

東洋医学から見るアトピー性皮膚炎の原因

説明

肌のバリア機能が低下する原因は、西洋医学ではまだはっきりと解明されていません。しかし東洋医学では、体質を改善することによりアトピーの症状が出ない身体を作ることが可能です。

東洋医学の鍼灸施術は、五臓(肺・心・肝・脾・腎)の働きを整えてアトピーの根本原因へアプローチしていきます。

五臓の中で肌に大きく関わりを持っているのが、肺の働きです。肺は肌をつかさどるといわれ、肺の働きの良し悪しが肌の良し悪しにつながっていきます。そのため、まずは肺の機能を高めるツボを中心に鍼でエネルギーを補います。

また、東洋医学には「不通即痛(ふつうそくつう)」という考えがあり、これは読んで字のごとく「通りが悪ければ痛みが出る」という意味です。

皮膚疾患は血液の汚れ(瘀血)や便秘、水分代謝が悪いため老廃物が身体に蓄積することでも発症します。そのため、体内を巡る「気・血・水」の循環を促す施術も鍼灸を用いて行います。

当店の鍼灸施術の流れ

美容鍼

当店ではまず、お客様のアトピーの状態や原因を正しく把握するために、時間をかけて丁寧なカウンセリング(四診法 ししんほう)を行います。

四診法は東洋医学に古くからある伝統的な手法のひとつで、五感を駆使して舌や脈を見ながらカウンセリングしていきます

アトピー性皮膚炎はストレスも症状悪化につながるため、問診の際には皮膚以外のお身体や心の状態もチェックさせていただきます。アトピーとは関係ないからと思わず、お悩みの症状があればぜひカウンセリングの際お気軽にご相談ください。

当店の鍼灸は痛みや熱さのない、身体に優しい道具を使用しています。小さなお子様からお年寄りまで無理なく受けることができますのでご安心ください。

鍼灸道具

アトピー性皮膚炎は鍼灸だけでなく、生活を見直すことでも症状が改善しやすくなります。そのため、当店では施術後に生活習慣についてのアドバイスや指導も行っています。

その1 食生活

食生活

白砂糖やお菓子、食品添加物が多く含まれている食べ物は瘀血を促進させる恐れがあるため、できるだけ避けていただくと安心です。

その2 入浴

入浴

皮膚表面に残った汗や汚れも肌への刺激となります。また細菌や繁殖を抑えるためにも皮膚を清潔にしなければなりません。そのため洗浄力の強すぎる石鹸やシャンプーなどは避け、なるべく自然由来の優しいものに変えることをおすすめしています。

洗うときは擦りすぎないようにして十分にすすぎ、お風呂上りは乾燥を防ぐために速やかに保湿をしましょう。

その3 肌を休める

パック

メイクをし、それを落とすという行為は皮膚にとって大きな負担となります。

業務上必要な場合は仕方ありませんが、休日などは基本的なスキンケアのみとしてお肌を休めることが大切です。


これらの生活習慣に気をつけながら施術を進めていきますが、肌の改善には時間がかかるということを覚えておいてください。

ギックリ腰などは数回の施術で治まるケースも多いですが、アトピー性皮膚炎は3ヶ月~半年といったように症状の程度によりお時間を要します。しかし施術を進めるうちに肌の変化は感じていただけると思いますので、一緒に頑張っていきましょう!

※施術効果には個人差があります。

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東洋医学の鍼灸で痒みや赤みのない肌を取り戻そう!

笑顔

アトピー性皮膚炎は慢性的な痒みが続くため、ツライ思いをされている方が多くいらっしゃいます。

当店ではまず薬と並行して施術を行い、改善と同時に医師の相談のもと薬を減らしていくという流れが理想です。

東洋医学の力で身体の内側を整え、痒みの起こりにくい肌質へ改善していきましょう。当店のスタッフ一同、全力でアトピー性皮膚炎を改善へとサポートさせていただきます!

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